マンション建設ラッシュで考えること

こんにちは。

昨日のブログの続きのようにもなるのだが、自転車で買い物する範囲にマンションが知る限りで5件も建設中である。

知らないところもあるはずなのでなかなかの建設ラッシュだと思う。
これまで何度か記してきた通り、うちの周りは非常に生活しやすい、かなり恵まれた環境だと思うので、マンションがどんどん建設されていくのは当然だろう。

だが決して自治体の財政は潤っているわけではないようで、自治体としては企業を誘致する方が潤うと聞いたことがある。
マンションが建つと若い世代を中心に人口が増える。すると保育所や学校が足りなくなり、増やすために自治体はお金を必要とする。
その若い世代は大人になると仕事がある都会に出ていくのであとに残るのは高齢者と空きだらけのハコモノ
このサイクルで苦しんだはずなのにまた同じサイクルに陥ろうとしているように私には見える。

実際、老朽化した庁舎など公共の建物を維持するだけで毎回かなり揉めている。それほどまでに財政は苦しいはずなのに。

若い世代が増えるのは活気が出るのでそれは良いことなのだが、その若い世代が求めるサービスを提供できる財源が足りていない。
だからそのサービスを求めて他の自治体に出ていく。だから自分の自治体には効率的にお金が落ちてこない。

若い世代の人たちが地元で盛り上げてやっていこう!という流れになってくれれば良いサイクルに変わるかもしれない。
それを期待しよう。そしてバックアップしていこう。