メダカがいたのだろうか

こんにちは。

 

これまでブログに何度も記してきた通り、ウチはいい感じで田舎の環境にあり、家の横と裏に用水路がある。

ちょうど先日、7月26日のブログに「網を持って走り回っている子供を見かけなくなった」と記したところだが、今日網を持って水路をのぞき込んでいる3人の人を見かけた。

子どもではなく私より明らかに年上のおじさま方だった。

 

ウチのすぐ横あたりで水路をのぞき込んでいるおじさま方に「何か捕れるのですか?」と声をかけてみたところ、「メダカを探しているんです」とおっしゃった。

私はあまりメダカを見かけたことが無かったので「メダカはあまり見た記憶がないですね。カダヤシならいると思いますが。あとはフナやコイの稚魚とか、たまにライギョの稚魚がいますかね。」と答えた。「そうなんですね、ありがとうございます。」と答えられて念入りに水路に網を入れて中を見ることを繰り返されていた。

 

私は別の用事をしていたので会話はそこまでで終わったのだが、そのおじさま方を見ると何やらトレイのような容器に入れてスマホで撮影したり楽しそうに、かつ真剣に話されていたりしていた。

もしかしてメダカがいたのだろうか。

それはそれで日本で自然のメダカは減っているらしいので珍しいし、とても喜ばしいことだ。

だが私には一つ気になることがある。

このあたりでメダカが見つかるとすればウチが放流した稚魚の末裔の可能性がある。

 

10年以上前、長女が小学校高学年だったころだったか、近所のスーパーマーケットにメダカが売られていたので奥さんが買ってやった。一袋に6匹。二袋買ったので12匹、容器に入れて娘が飼育した。

するとどんどん稚魚が増え、数百匹いたのではないかというくらいに増えた。

容器もどんどん増やし、娘が止める気配が無かったので我々両親で相談し、説得して横の水路に放流した。

これは「飼えなくなったペットを放つ」行為なのでいくら外来ではないメダカとはいえもともといた場所ではないところに放流してはだめだ。

そういう意味では悪いことをしたと思う。時効と思ってここで告白するが。

 

この稚魚がこの場所に居ついたのだろうか。複雑な心境になった出来事だった。