大学時代、交通事故にあったことがある。

こんにちは。

 

これまで何度かブログで記したことがあるが、私は大学3回生の時にアメリカ留学したことがある。

一応学校からの推薦留学ということで選ばれていくことになったということで、地元の同級生とその弟、その二人と私の3人がよく知っている近所の年上のお兄さんがお祝いをしてくれるということで、出発の3日前に壮行会として食事に連れて行ってくれることになった。

 

夜9時に車で出発。お兄さんが運転。私が助手席の後ろに座った。その当時は後部座席のシートベルトは誰もしていないような時代。

私は本当に偶然、ふざけて「後ろでもシートベルトをしてたほうがいいんだよ」と言って、普段は絶対にしないのだがその時だけシートベルトをしていた。

 

家からすぐの、毎日通り慣れた国道の交差点を青信号になったので進んで右折。すると居眠り運転で信号無視してきたワゴン車が私たちが乗っている車の右わき腹部分に突っ込んできた。

 

右前の車輪のすぐ後ろ部分に衝突し、車はスピンした。そういう時のシーンはスローに感じるというのは本当で、今でも鮮明に覚えている。

スピンしながら歩道橋の太くて丸い柱部分に衝突しそうになったので「ブレーキ!!!」と大声で叫んだのを覚えている。

 

そこでブレーキを踏んでくれたからかどうかは覚えていないが、衝突は免れた。

車が止まってからすぐに近くの電話ボックスから警察と自宅に電話し、警察と救急車が着て事故処理が行われた。

現場対応は私たちの親にお任せしたと思う。私たちは救急車に乗った記憶がある。私にとっては生まれた初めての救急車だった。

私はシートベルトをしていたため擦り傷とすねの打撲だけで済んだ。

運転席後ろに乗っていた友人の弟は外傷は無かったが車が衝突するシーンをまともに見たためパニックになっていた。

結果的にその車は廃車になり、誰も大きなけがはなく、私は3日後に無事に飛行機に乗って出発できた。

しばらく車が怖かったのだが、留学先では運転を禁止されていたので生活に困ることはなくちょうどよかった。

 

今でも時々思い出す。

シートベルトしていなかったら留学に行けず、今の自分は無いのだろう。そう考えると本当に不思議な感覚にとらわれる。