アンガーマネジメント、私はできているかな。

こんにちは。

私は自分で短気な人間だと思っている。関西弁で俗にいう「いらち」である。
だが、イライラするまでで止めることができると思っている。怒りの感情にまでは発展させてしまったことはこれまで記憶にない。

なぜこの話をしているかというと、先日通勤途上、満員電車に乗ってからあとドアが閉まって出発するのを待つばかりというタイミングで、電車のドアのすぐ外でオジサンと若者が駅員を挟んで揉めているのを見た。
オジサンが若者に対して怒りの感情をむき出しにして騒いでいて、困ってどうしていいかわからなくなっている若者の前で駅員がオジサンをなだめている状態だった。どうやら意図せず若者がオジサンの足を踏んでしまい、ヘッドホンをしていた若者がそれに気づかず謝らなかったことにオジサンがブチ切れたようだ。

考えてみれば明日は我が身のように思う。駅員は早く電車を発車させたいがまだ危険なのでそれはできない。オジサンは怒りが収まらず周りも見えてないようで引くに引けない。若者は謝ることはしているが何が起こっているかわからないような感じでおろおろしていて、満員電車の乗客たちが皆でそれを冷めた目で見ていた。

オジサンがようやく空気に気が付いたようでトーンが弱くなってきてばつが悪そうに若者を許すような言い方になってきてようやく場が収まって電車も出発できた。
だがこれで通勤ラッシュ時に5分遅れ。恐ろしいなあと感じた。

ちょっとしたことに思えるが、この遅れでダイヤが乱れて「何千人何万人に影響が出ています」ということになるのか。

私は大丈夫と思っているが、今一度、アンガーマネジメントの重要性を強く感じた出来事だった。