車に轢かれかけた

こんにちは。

 

先日、間一髪の出来事があった。

 

通勤途上、会社の最寄り駅を降りてすぐの交差点で、歩行者用信号が青であることを確認して普通に横断歩道を渡った。

ちょうど渡り切ってすぐ、私の進行方向と逆方向に車道を走ってきた黒い車がスピードを落とさずに内回り気味に急に左折してきて、私が背中に背負っていたリュックに左側のサイドミラーを派手にぶつけて走り去っていった。

 

私がそれに気が付いたのは大きな音がしたためだ。

リュック内の折り畳み傘の持ち手部分にミラーが当たって「ボン!」と大きな音がしたので、「えっ?何?」という感じで驚いたという感じだ。

後ろを振り返ると黒い車がビューンと走り去っていった。

少しの間呆然としていたが、我に返って車のナンバーを見ようとしたのだがすでに字が読めないくらい遠くまで車が離れていたのでナンバーはわからなかった。

その車は結局そのままスピードを落とさず走っていった。

当たったことに気付いていたはずだし、ミラーも割れていたかもしれない。普通なら停車させて「大丈夫ですか?」と私に言ってくるべきと思うが。

 

最初は驚いたがしばらくして運転手は何故謝ってこないのかということに腹が立った。しかしすぐに冷静になってこの程度で済んでラッキーだったと考えを切り替えた。

 

私があと一歩後ろにいたら間違いなく跳ね飛ばされていて大けがしていたに違いない。そう考えるとゾッとするが、「私は運が良い、まだ生かされている。」と考えることによって前向きになることができた。

ただ、家で奥さんには話すことができていない。変な心配をかけることになると思ったので話す勇気を出せないでいる。そのうち何かの機会に軽く話すことがあるかもしれないが当面話すつもりはない。

 

まだ生かされているこの命、日々後悔しないように楽しんで生きようと改めて思った。