近所のカフェ

こんにちは。

 

ウチはこれまでブログで記したが適度な田舎にある。

1970年前後に田んぼなどが埋め立てられて住宅地ができた。

そこにウチの両親を含む、団塊の世代がたくさん住むようになり、私達団塊ジュニア世代が生まれ育ち、今はこの辺りの住宅地は団塊世代の高齢者だらけの状態になっている。

 

昔は商店街でにぎわっていたメインストリートも今は数件が店を開けている状態で、ほとんどは普通の家に建て替えられている。

 

数か月前までこの商店街には高齢者が気軽に入っておしゃべりすることができるカフェがあった。

だがそのマスターも体を悪くされてお店を閉めてしまい、しばらく高齢者が集まる場所がなくなっている状況が続いていた。

 

ところが最近、おしゃれなカフェがオープンした。

私の奥さんや母親も気になっていたようで「一度行ってみたい」と話していた。

闘病中の父が体調の良い日には散歩に行く目的地にするのにちょうどよい位置にある。

少し期待していた。

 

先日私が両親を誘い「行ってみよう」と促した。

肝心の父は少し体調が良くなかったようでまた今度にするとのことで、母と二人で偵察に行った。

 

母は別の人から情報を聞いていたようで、もしかしたらそのカフェのマスターは私の同級生かもしれないと話していたので少し緊張して店に入った。

 

マスターの顔を見たところ、同級生の昔の面影はない。ひょっとして人違いか?と思いながらカレーとコーヒーをオーダーし、母と色々話をしていた。

しばらくしてマスターがカレーを持ってきたので勇気を出してストレートに聞いてみた。

すると結局人違いということが分かった。

名字が同じ、私と年代が近い、ということで情報元の人も勘違いというか思い込みしたようだ。

はっきりしたところで少しほっとした。

 

カフェ自体は満足いくところだったので今度は父親が体調良ければぜひ連れて散歩に来たいと思う。