私は高齢者にならない

こんにちは。

 

これまで何度もブログに記した通り、私は日常的にオーディオブックを聴いている。

先日、今更ながらのベストセラー本『習慣を変えれば人生が変わる(著者マーク・レクラウ,弓場隆/訳)』をオーディオブックで聴いた。

 

そこにはたくさんの名言が語られており、それぞれとても感銘を受けたのだが、一つだけ私の心に刺さったフレーズがあった。

名言の項目の一つではなかったはずなのだが、妙に頭に残って離れなかったものだ。

 

それは、『私は高齢者にならない』というフレーズだった。

「高齢者」とは自分が置かれている今から15年後だから、今日私が高齢者というと今日から15年後のこと。明日私が高齢者というと明日から15年後のこと。つまりこの発想で日々過ごせば私は高齢者にはならない、という意味だ。

 

ある意味かなりぶっ飛んだ発想だと思うが、確かにこの発想で毎日自分が「今」に集中して生きて行けば「高齢者」になることはない。

 

否が応にも年齢は重ねていくが、心持ちとして過去を振り返るのではなく「今が一番若い」「今、ここ」に目を向けて日々を重ねていくことの素晴らしさを改めて考えさせられるフレーズだった。

 

どうしても過去の自分を振り返って懐かしむことをしがちだ。懐かしむだけならいいが、歳をとってしまったなあと感じることによりネガティブ思考に陥りがちな私自身の性格にはこのフレーズはグサッと突き刺さった。

 

このフレーズを頭の片隅に置いて、今に集中して日々楽しんでいこうと思う。