こんにちは。
先日10月9日のブログに映画「ロッキー・ホラー・ショー」が私の推しだと記した。
かといってミュージカル映画やホラー映画のジャンルが好きという訳ではなく、あえて言えばアメリカのB級ホラー?が好きな程度だ。
「悪魔の毒々モンスター」とか。そういうのも好きかな。
今回はそういうものではなく、全く異なるジャンルで、もう一つ?二つ?の推しがあるので記したい。
映画『この世界の片隅に』と『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』である。
全国の映画館でロングラン上映されたのでかなり有名で、みなさんご存じだと思うが、クラウドファンディングはしなかったものの話題になり始めてから知った。
私は映画館に映画を見に行くという趣味や習慣は無いといって良い人間だ。だがこの映画だけは話題になっているという記事を読んだり映画化までの背景を知ったりするうちにどうしても観たくなったものだ。
奥さんと一緒にではなく一人で、その時期に上映している、わざわざ少し離れたエリアの映画館に足を運び鑑賞した。
映画館には人はまばらで、年配の人ばかりだった。
戦争映画ではあるが昔に観たような「はだしのゲン」や「ビルマの竪琴」などのように恐ろしいものではなく、いい意味で緩いものだった。
だがそれが余計に身近な生活と戦争とのつながりや接し方をリアルに表しているので物語にすっと入っていくことができた。
映画館で泣いたことがなかったが、自然と泣けた自分にも驚いた。
のんさんの声がぴったりはまっていて余計に感情をえぐられた感じだった。
映画を見た数日後にはDVDも購入。
家でもリピートして何度も観て泣いた。
そこまでハマったので『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のほうも映画館に一人で出向き鑑賞した。
期待を上回る、素晴らしいものだと思った。
こういう素晴らしい作品に出会えたのは本当に幸せだと心から感じた。