親として子供に抱く複雑な感情

こんにちは。

 

これから台風14号が通過する地域に私は済んでいるので既に台風対策は済ませて今は家にいる。当然通過するまでは出勤も含めて外には出ないつもりだ。

 

以前にもブログに記したと思うが非常に過ごしやすいところに私は済んでいるとつくづく思う。台風はこれまで直撃した時でもテレビのアンテナが折れて使えなくなったくらいで、それ以上の被害にはあったことがない。

震災も私の住んでいた建物は耐え抜いた。付近も大きな被害はなかったようだ。

自主防災会が地域にはあり、私も役員に名を連ねているのでもしこれから自治体が避難所を開設して、近所の高齢の方が避難したいということになった場合はサポートすることも考えており動けるようにはしている。

 

そういう私自身は幸いにも避難所生活は経験したことがない。

研修として避難所運営のシミュレーションはしたことがあるが、実際に避難所を運営する側になったことも今のところない。

無いに越したことはないのだがいざというときにちゃんと動けるかどうかは不安が残る。

 

私はこの50年の人生の中で避難所の経験はないのだが、息子がこの2年の間に2回も経験している。地方の大学に通っており、その地域が台風直撃コースに入っていたので避難したという経緯なのだが、何となく不思議な感覚にとらわれている。

 

理屈ではわかっているし理解できる、当然あることなのだが、私が50年で経験したことがないのに我が子が次々と私の知らない新しいことを経験している。

複雑な感情が入り混じっている。当然「無事でありますように」という心配の感情はある。また不謹慎かもしれないことを承知で記すと、素直に「経験できていいなあ」という嫉妬のような感情もある。あと「子供だけにこんな大変なことを経験させて申し訳ない」という感情もある。

 

今は息子の地域は台風も落ち着いたらしく自分の部屋に無事に帰ったので安心しているが、親が子供に対して抱く感情がこんなに複雑でモヤモヤするのか、と不思議な感じがしている。