「ありがとう」の凄さ

こんにちは。

 

先日あるポッドキャスト番組を聴いていて印象に残った話題があった。

当たり前のことではあるが、言葉というもののパワーは非常に大きく、誰かにねぎらいの言葉をかけてもらうとものすごくうれしいと思うという内容だった。

 

それはたとえ一言でもかけてもらうとかけてもらった人にとっては大きな前向きの力になる、と話していた。

また、その中でも「ありがとう」という言葉は凄いと。

 

番組では一例として番組パーソナリティーの方の知り合いの話を挙げていた。

友人の会社員だった人が脱サラして農業に転職したのだが、会社員時代より面白くないと思ったらしい。その理由が「ありがとう」と言われる機会が減ったかららしい。

人間関係が大変とは言いながらもそれなりに会社員でいると、他の人と接することは普通にある。そうすると辛いことも多いかもしれないが、「ありがとう」という言葉をかけてもらえる機会も日常ではあると思うが、農業に従事するようになって他人と接する機会がめっきり減ると「ありがとう」を聞く機会が減ってしまったということらしい。

 

軽く言われる「ありがとう」でもプラスのパワーを持っているのだなあと改めてこのエピソードから理解できた。

 

また、「すみません」より「ありがとう」のほうが嬉しいとも話していた。

「すみません」は「謝らなくていいよ。あなたは悪くないよ。」と思ってしまうとのこと。

つい普段の私は「ありがとう」よりも「すみません」の方を多用してしまっている。

自分でそれがわかっていたのでこれを聞いて気を付けなければならないなあと感じた。

もうクセになってしまっているので意識して少しずつでも「ありがとう」に言い換えることができる場面では「ありがとう」に変えていこうと思った。