問題だと認識するから問題になる。

こんにちは。

 

先日あるオーディオブックを聴いていて、引っ掛かったフレーズがあった。

それが「問題だと認識するから問題。そう認識しなければ解決する必要はない。」というものだ。

 

人それぞれ価値観が異なるし、立場もバラバラなのでなかなか共通認識になることは難しいかもしれないが、当たり前と言えば当たり前のことなのだ。

だが往々にして人はどうでもいいことを問題視して時間と労力を無駄に使ってしまうことが多いように思う。

 

私も自分を振り返ってみて思い当たることはたくさんある。

反面、そうならないように意識している部分もあるのだが、思うようにいかない。

 

ちょっと俯瞰して見れば「それが問題なのではない」「そこは気にしなくても大丈夫」と簡単に気付くのに、その時は思い込んでしまって頭がいっぱいになり、そのことしか考えることができなくなり本当に周りが目に入らなくなる。こだわってしまって人の意見が耳に入らなくなる。

 

流石に時間には限りがあるのでスパッと「これはもういいや」「問題ない、大丈夫」と割り切ることができることも少なくはない。

そう、問題ではないから流してしまって大丈夫なことは身の回りにたくさんあるのだ。

 

問題かどうかを見極める目を養って、「気にはなるけどあえて気にしない」と判断できるようになる、技を磨いていく必要があるなあと自分で思う。