クマバチってスゴいと思っていた

こんにちは。

 

私はこれまで、ポッドキャストやテレビ番組で何度も「クマバチは航空力学的には飛べない体である」と聞いていた。

あんなずんぐりむっくりのフォルムで翅もさほど大きくなく、めちゃくちゃ必死に羽ばたいて飛行しているのだとけなげだなあと思ったりしていた。

 

ところが最近ネットで調べてみると「航空力学上飛べない」というのは間違いとのことらしい。

現在はレイノルズ数という、流体(この場合空気)の粘性に関する数値を使用する事で飛行可能である事が証明されているらしい。

詳しいことは難しすぎてよくわからないが、こうやって従来の学説や常識とされていたものがどんどんと新しいことが発見されて覆されていくのだなあと改めて感じた。

 

ポッドキャストでよく聞いていたのは「航空力学的には飛ぶことができないはずのクマバチが一生懸命必死に努力して羽ばたくことで飛ぶことができるようになるんだ、だから努力すればできないと思えることもできるようになるんだ」というロジックで説明され、努力や物事を継続することの大切さを説いているお話だったのだが、その話はもうできなくなるなあ。

 

まあ、クマバチに頼らずとも努力することや物事を継続して続けることは大切なので別の逸話などで説明してもらいたいと思う。