こんにちは。
長々続く思い出話の4話目。
小森まなみさんのラジオを聴き続け、彼女の前向きな温かいメッセージを受け続けて高校生活は非常に楽しかった。
当時はそのおかげで全てに前向きになれた。
大学受験が忙しくなってきてさすがにイベントには行けなくなり、彼女の声優としての活動も広がってきたりして少しずつその存在は私の心の奥にしまい込むようになっていった。
少しずつ大人になっていくというのか、アニメやコスプレ、声優さんにずっぽりハマっている他のリスナーさん、ペンフレンドの人たちについていけなくなったところも大きい。
一時期は私もそこにハマろうとしていた時期があったが、自分としては「他の人がハマっているのは構わないが、何か自分には違う」と感じるようになって、彼女のラジオを聴くだけになっていた。
その時にコスプレにハマっていたら、今頃はどんな人生だっただろう。
コスプレという言葉が世間で知られる前の時代にこのラジオのリスナーさんたちはイベントで既にコスプレをして集まっていたのだから、当時まさか日本のアニメやコスプレが世界中に影響を与えることになるなんて思ってもいなかっただろう。
だからオタクの人の気持ちは少しはわかる。そして、その好きなものを追求する姿勢は素直にすごいと思うし、尊敬に値するとも思う。
ただ私にはちょっとできそうにないが。
(その5に続く)