森永卓郎さんの記事で考える

こんにちは。

 

昨日、ネットニュースをつらつら見ていたら、森永卓郎さんの記事に目が留まった。

記事のタイトルに久々に見る「原発不明がん」という言葉があったためだ。

森永卓郎さんといえばステージ4のすい臓がんの闘病をされているということは最近の記事で知ってはいたが、昨年亡くなった私の父と同じ、どこから出てきたかがわからない「原発不明がん」だという診断になったということで少々驚いた。

そこから記事を詳しく読んだ。

そこには私にとっては共感と納得を得る内容があったので記すことにした。

 

まず心に最も刺さった言葉は

「投資してよいお金は、あくまでも全損になっても構わないお金だけです。」

である。

 

つい昨日私はブログで「株や仮想通貨といった投資にはリスクゼロを求めてしまう。でもゼロはありえないので最少リスクで済むように、もし損をしても悔しい思いをしない程度で納得できるようにしてしまう。」と記したところだが、このスタンスはあながち間違っていなかったと確信を得た。

やはりギャンブル要素が入るものはあとで痛い目を見るという私の危険予知は正しいと信じてこれからも自信を持とうと思った。

 

もう一つ響いた言葉は

「トカイナカ(都市と田舎の中間)に住み、自給自足に近い暮らしをすれば、明るい老後が待っている」

という内容だ。

私は移住している訳ではないが、これまでもブログに記してきた通り、住んでいる環境が「ちょうど良い田舎」である。

自給自足に近いとは言えないが、森永さんのおっしゃるトカイナカに近い環境に住み、一応小さいながらも庭があり果実が実る。

ここに住むことも森永さんの言う「明るい老後」に向けては正しい選択肢であることを確信できた。

 

私の父は「原発不明がん」という診断を受け、医者が治療手段が無いということでステージ4とされた。

幸い今の森永さんの闘病生活ほど壮絶なものではなかったように聴いているが、高額療養費制度も利用して費用負担もあまり多く無く済んだ。

 

今回の森永さんの記事には色々思い出すこと、共感すること、納得すること、たくさん詰まっていた。

本当に森永さんにはありがとうと言いたい。

そしてガンと「死ぬまで闘う」とおっしゃっておられるので、その意思を尊重し、素直に頑張ってください、と言いたい。