こんにちは。
これまでブログで記してきた通り私はポッドキャストを日常的に聴いている。
その中で先日興味を引いた話題があった。
最近全国初の知的・発達障害の少年刑務所ができたという内容だ。
千葉県市原市にできたらしい。
ポッドキャストでは軽くしか触れられていなかったので、ネットで検索したところ、NHKニュースで紹介されていたらしい。
青年、若年者に限らず刑務所に入らざるを得なくなる人の中には相当数知的・発達障害を有する方がいると言われている。だがその多くは福祉的支援につながっておらずサポートから漏れているらしい。
ご本人が相談してサポートを受け入れるような関係にならなければ簡単にスルーされてしまい、生きづらさが解消されずに犯罪に導かれてしまう流れになる可能性が高くなる。
そのまま年齢を重ねて高齢受刑者になっておられる方も普通にいらっしゃるだろう。
従来の刑務所の高齢者施設化という話も聞くが、そこと話がかぶってくるのだろう。
まずは更生とともに就労支援もしてサポートにつなげていくこういった新しい刑務所がスタートしたのは非常に納得のいくことである。
どうしても考えてしまうのは「何年かかるのだ?」ということ。
これは本当に小規模な、小さな一歩、だが先を見据えると大きな一歩である。
でももっとこういう施設が増え、何なら従来の刑務所が全年齢対応の同様のコンセプトを備えてもいいくらいだと思うが、専門知識を持った指導員や職員がいないということになるのだろう。
この一歩をきっかけに浮き彫りになる問題をスピードアップして解決できればいいのになあと願うのみである。