こんにちは。
これまでブログに記した通り、父が先日自宅で息を引き取った。
葬儀社に連絡し、言われるがままに色々と進め、通夜式、告別式、初七日までを終わらせた。
その後は役所や年金事務所の手続きを済ませ、一応一段落したところだ。
フッと部屋を見回すと介護保険などでレンタルしたものがたくさん残っている。
介護ベッド、車椅子、いくつもの手すり、酸素ボンベなど。
そうだ、返却の手続きを進めなければ。もう誰も使わないし、場所を取って仕方がない。
父が寝ていた介護ベッド。かなり重たくて、葬儀社が四十九日までうちで使用できる祭壇を持ってきたがこのベッドの横に無理やり置くしかなかった。
車いす。結局一度も散歩に使うことなく、借りただけだった。
手すりが何か所か。トイレにもある。役に立つかと思ったが、結局は立って歩いてトイレに行くことはかなわなかった。
ポータブルトイレ。自分で立ってトイレに行くようになるまでの間、ベッドの横にポータブルトイレのデモ機を借りて置いていた。結局これも使うことなく亡くなってしまった。
酸素ボンベは別のレンタル会社だが、息苦しい時に鼻の周りに濃い目の酸素を設置するだけで少しは息が楽になるとのことだったが、少しは役に立ったのかな、と思う。
これからまた元気になっていくことを見越して色々借りていたがほぼ使わずに帰すことになった。
だが、本人は最大限に頑張ったのだろう。