父の初盆を迎えた

こんにちは。

 

先日、6月に亡くなった父の初盆を迎えた。

一応この行事で一連の行事は一段落に思う。一回忌までは大きな行事はないはずだ。

 

お盆の行事と言っても記憶にのこっているのは子供の頃の薄い思い出くらいだ。

親戚一同が田舎の本家に集まってワイワイやっているところ、既に準備された豪華な祭壇の前にお坊さんが来て長めのお経を読まれる。

それくらいの記憶しかない。

親戚一同が本家に集まることも無くなってから40年位経つのでそんなものだろう。

 

だから今回何が行われるか、何をすればよいか、不安でいっぱいだった。

薄い記憶にあるものも本家は浄土真宗のものだったはず。だが今回のお坊さんは日蓮宗。余計に不安だった。

 

言われるがままに御布施を持って言われた時間より早くにお寺に行った。

すると檀家の組合の方が準備に忙しそうにしていた。

受付を済ませ、本堂の中の促された席に家族三人で座って始まるのを待った。

 

目の前に沢山の卒塔婆が並んでいる。その中に父の名前を探したところ、横の離れたところに見つけた。

初盆を迎えるものを別に分けて並べていたということが後で理解できた。

 

浄土真宗の行事に触れることがほとんどだったので、日蓮宗のことは初めてのことばかりだった。

お盆の法要も「施餓鬼法要」と言うらしい。今回初めて知った。

お経の冊子を配られ、お坊さん方と一緒にたくさんの檀家の皆さんが供養のためにお経を読んでくださるという場だった。

父は浄土真宗の家に生まれ育ったが特にこだわりがあるわけでもないようで、自分で「宗派問わず」とうたっている墓地に墓を建てたところ、管理しているのがこのお寺だったという訳で、日蓮宗ということはわかった上で墓を建てたのでまあ納得しているだろうと思う。

 

それよりも一連のことを一通り無事に終えることができたので喜んでくれているだろう。