介護の日で思うこと

こんにちは。

 

これまで何度もこのブログに記してきたが、私は介護・福祉業界に非常に興味を持っており、できればその業界に携わる仕事に従事したいと思い続けている。

そういうこともあって日頃から聴いているポッドキャスト番組やオーディオブックも関連した内容のものも多く、情報は常に耳に入れておきたいと思っている。

 

先日あるお気に入りのポッドキャスト番組を聴いていると、「11月11日は介護の日」という話題を話していた。

 

知ってはいたが詳しく知ろうと、ググってみた。

静岡県のホームページに以下の説明が掲載されていた。

 

介護の日」(11月11日)とは、介護についての理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護を行っている家族等を支援するとともに、これらの人たちを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日です。国が実施した意見公募により、平成20年度に設定されました(「いい日、いい日」といった、覚えやすく、親しみやすい語呂合わせが特徴です。)。

 

なるほど。「いい日、いい日」とはポジティブかつシンプルでいいなあ。

まるで11月22日の「いい夫婦の日」みたいだ。

 

それはともかく、この日の制定に込めた思いがうまく浸透していない、どちらか言うとネガティブなイメージが未だに強いのが非常に残念でならない。

 

介護は従事して深く関われば人間としても非常にやりがいのある素晴らしい仕事だと思う。だがどうしてもその収入が低すぎることからそのやりがいを感じるよりも先に生活の不安が先立って離職や人手不足という問題が絶えないので、介護保険の仕組みの部分から変えていく必要があるのは明確だと思う。

 

今はそれより国防や経済の方にお金が回るようになっているし、これからもその傾向が強くなるのだろう。

どれも必要なことなので難しいが、介護などの社会保障の方面にもっとお金が回るようになることを切に願うばかりだ。