こんにちは。
少し前からブログに記しているように、飲み会を解禁してちょくちょく以前のように飲みに行くようにもなった。
とはいえ最近色々忙しいこともあり、その飲み会もタイミングを見計らってお誘いのお声を掛ける必要があるのだが、次はコロナ前からお会いしていない、恩師に声をかけることに決めていたのでようやく先日LINEでお誘いした。
恩師というのは今の一つ前の会社の元上司。
だから出会ったのは20年前か。
おばちゃん上司だったので、今はもうおばあちゃんになっている。
LINEの写真を見る限りはまだまだお元気で安心はしている。
コロナ前も毎年半年に一度はお誘いして、当時の同僚と三人で飲み会を開いていた。
今回久しぶりに当時と同じようにお誘いしたところ、快くお二人ともOKのお返事を返信してくださった。
ブランクがあったのに本当にありがたいことだ。
私がそのおばちゃんを恩師と呼ぶのは、直属の上司だったことだけでなく、本当によくしてくださったので今の私があるのはその方のおかげと言っても過言ではない。
当時私はまだ若く、根拠のない自信に満ち溢れていたこととエゴ丸出しで主張しまくりの困った部下だったと思うが、毎日のようにガス抜きに飲みに連れて行って下さり私の愚痴をすべて吐き出させ、私が納得するまで議論してくださった。
というよりいい意味で毎回鼻をへし折ってくれた。
3年経って「もうあんたはどこに出しても大丈夫。自信を持っていい。」と言って認めてくださったときは言葉が出ないくらいうれしかった。
その後すぐに会社の業績が悪化し、私も全く畑違いの部署に異動させられてかなり苦しんで、そのおばちゃんに「年齢的にもこれを最後と思って転職を考えている」と相談したところ、後押ししてくださったため、私は今の会社にいる。
私が転職してから間もなく元の会社は倒産して、残ったおばちゃんと同僚を含む社員たちは残務処理に奔走することになったのだが、今思えばおばちゃんは予感していたので妻子持ちの私の転職を後押ししてくれたのだと思う。
そんな恩師に今の私の姿を見てもらえることが非常にうれしく思う。
これからも恥ずかしくないように生きていくつもりだ。