児童養護施設へのボランティアについて

こんにちは。

 

先日の24時間テレビのチャリティーラソン児童養護施設出身のやすこさんが色々なことがあって騒がれながらも持ち前の根性で走られ、大変感動した。

相当強いメンタルがなければできないことだろうと思う。

こんなすごいこと、私にはできないと思う。

 

思えば大学時代にボランティアサークルに所属し、一応部長をしていた時代、先輩から引き継いで継続活動していたものの中に児童養護施設へ定期的に訪問し、宿題のサポートなどの学習支援をするというものがあった。

キリスト教系の施設だったのでクリスマス会のお手伝いもした。

施設の職員の方々からは色々なお話をお聞きして荷の重さも感じながら、「この子たちのお兄さんお姉さん的な感じで気軽に来てください」と言われ、週二回くらいだったかな、時間的に訪問できるメンバーで対応していた。

 

中には少し難しい子もいたが、総じて皆とても素直で優しい子たちばかりで、子供たちに罪はないのに、とそれぞれが背負ってしまった境遇に対して世の中の不条理さというものをつくづく感じる、とても貴重な経験だったと思っている。

いつも活動が終わって帰るときには「もう帰るの?」と別れを惜しまれ、辛い気持ちになっていたことも記憶している。

 

一概には言えないが、子供を産み育てる責任のある大人の立場の人間や、その生活基盤を支える社会全体がしっかりしていなければどうしてもこういう施設は必要になってくるのだろうなあ。

自分ができることしかできないが、できることだけでもやっていこうと思う。