こんにちは。
毎年お盆に近くなってくると1985年8月12日に発生した日航機墜落事故で亡くなった方を追悼する報道が多くなってくる。
坂本九さんがこの事故で犠牲になったとか、明石家さんまさんがこの人に登場する予定だったとか、遺族の方が高齢化してきたとか、様々な報道が毎年続けられている。
本当に大変な事故でこれからも報道され続けると思うが、毎年思い出すことがある。
小学生の私はこの事故の発生した日、父の実家の徳島に家族で向かっており、高速船に乗船していた。
この事故のニュースをその高速船の中のテレビで見て「大変なことが起こったんだ…」と強く衝撃を受けた。
その後父の実家に着いてからもテレビのニュースはその報道ばかりで見入っていたことを妙に覚えている。
当時は瀬戸大橋がまだなかった。明石海峡大橋は当然まだなかった。
だから徳島に渡るのに高速船を使っていた記憶がある。
船室にはテレビがついていてPL学園が全盛期、桑田と清原が甲子園で活躍していた頃とも時期が被るので船の中のテレビで見た記憶もある。
だから毎年この時期になるとそういう一連の記憶が思い出されてくるのだ。
39年もあれから経っているのか。
徳島には祖父母が眠る墓参りに行くくらいしかなくなったところに、父も亡くなり余計に徳島への足は遠のいた。
今度また徳島に渡るときは祖父母の墓参りが先か、それとも私がお遍路に行く方が先だろうか。。。