障害者と避難所の問題

こんにちは。

 

先日、ポッドキャスト番組で障害者と避難所の問題を話していた。

大規模な災害が発生して避難所の報道がされる中には毎度毎度ペットの問題、障害者の問題がクローズアップされ、視聴者に広く深い問題提起がされるが、結局は「大変ですよね、問題なのは理解できるけど自分で手一杯でそれどころではないのよね」と有耶無耶にされて、そのうち報道もされなくなって風化されていくように感じるのは私だけだろうか。

 

さて、ウチはどうなのか?

ウチの自治体はどうなのか?

私はこれまでもブログに記してきた通り自主防災会に携わっている。

残念ながら障害者どころか一般に向けた避難所の整備も満足できるものはないと感じている。

我々はその基本部分からちゃんとしてくれと自治体には再三申し入れしているが動きは相変わらず鈍い。

これは言い続けるしか無い。その一方で自分たちでできることに取り組んでいくしかない。

 

福祉避難所だが、世間一般ではほとんどが高齢者しか受け入れできないのが多いらしい。

うちの自治体は役場のすぐ隣に少し大きな建物で障害者関連の施設があるからそこなのかと思って期待して調べたところ、そこは通所施設なので福祉避難所にはなっていないようだ。これはもったいない。かなり残念。

 

ではうちの自治体の福祉避難所はどこか調べたところ、山の上にある特養しかなかった。これは間違いなく高齢者だけしか受け入れしないだろう。

 

隣の大きな自治体には知的障害を受け入れしてもらえそうな福祉避難所指定施設が4つもある。この差は大きい。

人口規模と財政の力の違いが浮き彫りだ。

 

色々行政に頼っていても力が無いのは仕方がない。

自分達でできることをするしかないなあ。