私は偽善者だ

こんにちは。

私はこれまで何度もブログに記してきた通り、福祉関係のことやボランティア活動に非常に興味がある。

先日、ある人から「何があなたにそうさせるのですか?ボランティア活動に力を入れようと思わせるのですか?」と聞かれた。
その時私は「一言でいえば自己満足です。自分で偽善者だと思っています。『ありがとう』と言ってもらいたいだけなんです。」と答えた。

その言葉は私が常日頃思っている本心で、嘘偽りは無い。
困っている人を助けたいとか世の中の役に立ちたいとか、確かのその通りで、私もそう思っている。だが、それは言葉としてはあまりにきれいすぎて私にとってはむず痒い。
それよりも、ありがとうと言われて気持ちが良い、ただそれだけ、というほうがしっくりくる。

そして「ありがとう」と言ってもらうためには、困っている人を助ければ、言い方は悪いが簡単に言ってもらえる。困っている人は助かるからOK、私はありがとうという言葉を聞けて嬉しい。WIN-WINだね。ただそれだけ。
だから私にとっては単なる自己満足なのだ。自分が気持ちよくなるためにしているのだ。

そしてそれを「やってます」と周りに話している。それによって「いい人」「まじめな人」と見られてさらに気持ちよくなっている。その感情も自分で分かっている。だから私は自分を偽善者だと確信している。

しかし、それでいいと思っている。おおよそみんな、そういうものだろうと思っている。
よく「お客様からありがとうと言われて嬉しい」「ありがとうと言われると仕事にやりがいを感じる」など聞くが、それと同じことだと思う。

だから私はこのまま自己満足を求めていくつもりだ。