こんにちは。
先日、ガン闘病中で入院中の父が私の夢の中に登場した。
若い頃の父の姿だった。
夢なのでストーリーやその他の登場人物は覚えておらず、メチャクチャだったことだけは覚えているのだが、何故か父との会話のワンフレーズだけ、はっきり記憶に残っている。
私:「お父さんならこうするはずって思ったからやったんよ。」
父:「おう、よくわかったなあ!その通りや!」
何をやったのか覚えていない。
雲をつかむようなボヤッとした話だが、ほのぼのと良い雰囲気で終わったことだけは覚えている。
最近ブログにも記しているが、意識せずにしていることが知らない間に親と同じことをしている、ということが多いが、夢の中にまで親の影響が及んでいるのか。
いや、むしろ刷り込まれているので夢の中のほうがその傾向が強いのだろうか。
いつもは多少ショックを受けたりちょっと自己嫌悪になったり、どちらか言えばネガティブなほうにこのことをとらえてしまっている自分だが、今回の夢の中ではとても肯定的に、素直に受け止め、認めて、ほんわかした気持ちになった。
この差は何だろうか。
おそらく普段意識して行動をしているときは、自分が意識していないところで何となく親にコントロールされてしまっているというような、「やられた」というような感じなのだろう。
ところが夢の中では純粋に親子の血のつながりとして自然なこととしてとらえているのではないだろうか。
とにかく不思議な感覚とともに少しうれしかった出来事だった。