奨学金について

こんにちは。

ウチは上の子がすでに社会人になっており、下の子がこの4月に社会人になる。
ようやく本当の意味で子供たちが巣立っていくことになる
これまでたくさんの教育費が必要だった。

使えるものは使いつくしたつもりだ。
学資保険、貸与奨学金、教育ローン。
学資保険は子供たちが生まれたときからの積み立てなので満期になってたまったものを使って終わりだが、貸与奨学金や教育ローンは当然返し続けなければならない。

教育ローンは私の名義で銀行から借りたものなので私が返済していくのだが、奨学金は子供たちが自分で借りたことになるため自分たちで返済していく種類のものである。
だからこの不況で返済できずに困っている若者が急増して社会問題になっているのだが、ウチの場合は子供たちに負担させる気はないのですべて返済が終わるまではこちらで負担してあげるつもりである。

私自身が親からそうしてもらっていたこともあるのだが、私としてはこの奨学金をすべて払い終わるまでが親の義務だと自分で勝手に思っている。そうしてやりたいという気持ちより、そうしなければならないと思っている。
新生活を始めたばかりの若者に最初から借金を背負わせることは間違っていると私は思うからだ。

ただでさえこれから苦労がいくつも立ちはだかってくることがわかっているのに、最初から経済的なハンデを背負わせることは制度としてもおかしいと思う。
幸い、ウチに関しては子供たちにそのサポートをしてあげることが今のところできそうなので、彼らに無用な負担はかかることのないようにこれからもサポートし続けていくつもりである。