ECHOESの音楽はしびれる

こんにちは。

 

学生の頃、受験勉強で遅くまで起きていた時、辻仁成オールナイトニッポン月曜2部をリアルタイムで聴くときがあった。聴けない時はテープに録音して後日聴いた。

番組の導入で流れるナレーションのフレーズは今でも覚えていてすらすら口ずさむことができる。

「Hello Hello、This is Power Rock Station! こんばんはDJの辻仁成です。(後略)」というもの。ここに「システムの中に組み込まれてしまう前に」というフレーズがあって特に好きだった。

 

非常に好きな、しびれるロッカーだった。

当時の楽曲を今はスマホに入れて時々聴きたい気分の時に聴いている。

 

1988年頃の楽曲なのだが今聴いても全く色あせていないと思う。

特にDearFriendというアルバムのアンカーマンという楽曲が好きで、歌詞がとにかく好きである。こんなオジサンが言うのも変だが、「決められたゴールはいらない 僕はずっと走っていたい」の部分がとにかく心に響く。

仕事で疲れたとき、オーディオブックやポッドキャストで新しい情報を耳に入れることにも疲れているときにこの曲を聴く。するとこんなオジサンでも今でもやる気と勇気が湧いてくる。もっと頑張ろう、まだ頑張ろうと。

 

音楽に頼るのも何だか情けないなあと思うこともあるが、音楽の力はすごいと思う。

このフレーズを聴くだけで、マスクの中で小声だが口に出すだけで元気になれる。

 

ECHOES、辻仁成、すごい人だとつくづく思う。