テレビ局の番組モニター

こんにちは。

 

私は過去、とあるテレビ局の番組モニターを計三回したことがある。

テレビで募集告知が流れていて興味を持ったことから応募し、当選したのが最初のきっかけだった。

 

選ばれたという結果の案内が郵送で届き、平日の指定日に開催される説明会に有休をとって参加したのを覚えている。

説明会に行くとガードマンの案内で改札機のような機械を通って中に通され、「さすがテレビ局のセキュリティはすごいなあ」と初めての体験にワクワクした。会議室に通され、いかにもテレビ局の関係者というような感じの社員さんによる説明会が始まり、概要説明と質疑応答という流れだった。

他に選ばれた方もたくさんいらっしゃったのだが成人している方ばかりだったが年代は様々だった。皆さん初めての方ばかりと思っていたがそうではなかった。自己紹介を軽くして回ったときに説明によると何度も経験したことがある人も複数いらっしゃった。運良くニーズと合致したのだろう。何度も選ばれるとはすごい。

 

モニター作業自体は指定された番組を視聴し、指定用紙に様々な意見や感想、改善したほうが良いと思った点などを記載してFAXか郵送で送るものだった。

見逃すとややこしいので必ずHDDレコーダーに予約録画し、メモしながら視聴。ワードでラフな原稿をベタうちし、文字数を計算して正式原稿にした。 最初の時は紙で提出ということで字が上手ではない私は手書きを避けるためにPDF 編集フリーソフトを使って指定用紙に印刷させていたので手間がかかって苦労した。

 

私はその後も二度選ばれたことがあるのだが、初回はFAXか郵送だったのが二回目、三回目に選ばれたときはWeb入力になっていた。数年の間に送付方法が変わっていて楽に便利になっていた。

 

このモニターはいくらかの報酬もいただけるのが魅力ではあったが、それよりも、もともと自分の趣味趣向とは異なる番組を観なければならなかったりするので予想外の出会いも経験し、感動することもあった。そういう意味でとても面白く、貴重なよい経験をした。

 

最近またテレビで告知していたので応募しようか迷ったのだが、何となく気分が乗らず応募は見送った。今回は縁がなかったと思っているが、今後またもう一度くらいはやってもいいかなと思っている。