直属の上司に恵まれてきた

こんにちは。

 

私はこれまで転職を2回経験したことがあるのだが、直属の上司には恵まれてきたほうだと感じる。

だったらなぜ転職するのだ、という意見もあると思うが、どの転職もその上司の力の及ばないことが原因なのでその方々に感謝の念はあるがマイナスの感情は全くない。

 

大学卒業してからすぐに就職した会社では最初に配属になった部署は私が希望していた通りだったのだが、貿易関係だったので時差の影響も含む激務と奥さんの産後うつ病が重なって私がメンタルをやられてしまった。その時に直属の上司が会社に計らってくれたことからジョブローテーションの制度利用で別の部署、全く畑違いの物流倉庫に人事異動になった。

「1年くらいゆっくり休んでから戻っておいで」とおっしゃって下さったのだが、その1年が経過する前にその方のほうが残念ながら諸事情でお辞めになられた。

若造ながらも会社組織のはかなさを初めて感じた。しかしその方のおかげでその後の私が物流業界に従事することにつながっている。

 

倉庫に人事異動になってからはそこの上司と同僚に恵まれた。そこでは仕事も人間関係も非常に充実して毎日が楽しかった。精神的にも家庭環境も好転していき、その時間がずっと続けばいいなあと思っていた矢先、その部署とは全く別の事情でやむなく転職せざるを得なくなった。ただまだその時点では私も20代だったので、次へのステップアップとしてプラスにとらえていた。その倉庫で一緒に働いた皆さんとはいまだに忘年会や新年会を企画してお会いしている。コロナでストップしているが5類になればすぐにでもまた皆さんに飲み会のお誘いをするつもりでいる。

 

その次の会社では3年ほど働いたが、そこでの直属のおばちゃん上司も非常に良かった。人間的に鍛え上げてくれた。「あんたをどこの会社に出しても恥ずかしくない人間に鍛え上げてやる」と毎日のように言われていた。飴と鞭をとてもうまく使い分け、仕事ではメチャクチャ厳しく、その代わり毎日のようにガス抜きに飲みに連れて行ってくれた。その方ともいまだに連絡を取り合っている。コロナ前までは3か月に一度くらいのペースでお会いして飲みに行っていた。早く5類になってほしい。

その会社でも別の力が働いて部署が異動になり、上司も代わった。新しい上司があまりにもブラックで変だったので元上司にも相談を何度もし、色々考えた末にステップアップの最後のチャンスと思って転職を決意した。

そして今に至る。今の会社は勤続19年目だ。

 

思い返せば本当に良い人たちに恵まれ、育てられてきたとつくづく感じる。

部署や会社が変わってもずっとお付き合いを続けたいと純粋に思うからこそ、20年近くやそれ以上の期間、元上司や元同僚と飲み会を続けることができている。

 

そろそろコロナが5類に変更になるかもしれないが、なればすぐにでもコロナ前のように私が幹事として皆さんにお声がけして飲み会を企画し、「やっとお会いできましたね!もう私も50歳の大台に乗りましたわ!」と近況を報告し合いたい。