ご高齢の世代に恩返し

こんにちは。

 

今日、近所のご高齢のご夫婦からごみの処理をお願いされた。

お二人とも体が不自由で、何とか不用品をまとめて玄関の外に出すまではできたが量が多すぎてその後捨てることがどうしてもキツい、お礼はさせてもらうので捨ててもらいたいとのこと。

どうやら事情があるようで非常にお困りなようだと判断し、「ご近所なんだからお礼なんていいですよ、やりますね」と言って引き受けた。

 

私の家から台車とゴミ袋を持ってきてとりあえず燃えるごみを分別して袋詰めし、私の家の前に運んだ。その後燃えないゴミをまとめて運び、ごみが無くなった後の場所に水を撒いてきれいにした。

それから私の家の前で瓶や缶の中身を出して分別し洗ってごみの日に出せるようにした。

実際大変だったけど約4時間半かかったが何となく充実感を感じている自分に気が付いた。

 

お礼は要りませんよと言っているにもかかわらず、「それでは気が済まない」と言い張るので不本意だがお気持ちを汲んでいただくことにした。

 

ご近所の高齢者の手助けを無償でするのは当たり前のことだと私は思っている。対価を求めるのはおかしいと思う。

誰に何をしてもらったとかいう問題ではなく、私たちは子供のころには親の世代の人たちにメチャクチャお世話になってきたはずだから。

子供会の世話や引率とか、何十人も引率して電車に乗って遊びに連れて行ったりしてくれた。一部の世話好きな親がしてくれたことだという意見もあるかもしれないが、そんなことは関係ない。

 

私たち世代は親世代に恩返しするのは普通ではないかと思う。

その親世代は介護が必要な人が多い状態だ。親の介護自体を子供が必ずするべきというつもりは全くないが、困っている高齢者がいればできることはお手伝いする、ただそれだけだ。