鼻中隔湾曲症

こんにちは。

 

先日ブログで記したが、私は通年でアレルギー性鼻炎を患っている。今はだいぶ薬で楽になっているが、30歳頃までは鼻が完全に詰まって臭いも感じなくなってご飯をたべてもあまり味がしないことも多かった。

 

あまりにひどく、大学病院の耳鼻科を受診したところレントゲン撮影したことからアレルギーだけではなく鼻中隔湾曲症と診断された。

 

これは鼻の中の左右の空洞を仕切っている壁に当たる部分の軟骨が曲がって変形し、片方の空洞が大きく、もう片方は逆に小さい。そのアンバランスによって鼻が余計に詰まりやすくなっているとのこと。

「放っておいても命に関わる訳では無いが鼻の詰まりやすさは良くなることはない、手術で除去すれば格段に鼻の通りが良くなり、詰まりにくくなる、どうします?」と先生に言われ、ちょうど2週間くらいなら休めそうだったので手術を受けた。

 

入院して二日目に手術した。手術中は麻酔で痛みはなかったが、鼻の穴からハサミを入れて軟骨をゴリゴリと切除している感覚は分かったので気持ち悪く、不思議な感覚だった。


手術後、麻酔が切れてからが地獄で、高熱が続いて辛かった。
解熱剤の座薬を挿入して少しはマシになるが長くは続かない。そんな日が三日間ほど続き大変だった。


峠を越えたその後は暇な日が続いた。肝心の鼻の調子は手術前の鼻づまりが嘘のようにスースー通り、臭いも何倍も強く感じた。当然食べ物の味もしっかり感じ、何でも美味しいと感じるようになった。

こんなに変化があるものなんだ、と感動した。医者に感謝しかない。お陰さまで今は色々美味しく食べることができている。