こんにちは。
先日通勤で会社の最寄り駅を降りて歩いていたら駅のすぐ近くで若い男性が近づいて声をかけてきた。
私は両耳をワイヤレスヘッドホンで塞いでポッドキャストを聴いていたのだが慌てて外して話を聞いたところ、「タクシーにどこで乗れるか」と。
タクシー乗り場の立て札の前でそれを聞いてきたのでおかしいなと思ったら、日本語がたどたどしい。
とっさに英語で返してしまったが理解してしなさそうだった。
そこの乗り場はほとんどタクシーが来ないのを知っていたのでどうしようかな~と一緒に考えていたところ、その若者はスマホ画面を見せて「私はA駅に行きたいです。」と話した。
見るとローマ字とベトナム語の文字の路線情報の画面で、ローマ字があったためどこに行きたいかはわかった。
私はやさしいゆっくりした日本語で待ってもらうよう伝えて、自分のスマホでそこまでの乗り換え情報を文章にしてGoogle翻訳画面でベトナム語で表示させてから彼に見せた。
分かってくれたようで、ありがとうございますと言って駅の中に歩いていった。
正直言って早朝からかなり焦った。だがスイッチが突然入って英語で返してしまった自分に少し反省した。
その反面、自分で驚いたのが、英語を使わなくなって10年以上もたっていてすっかり忘れてしまっていると思っていたが、
とっさに英語脳のスイッチが入って話していたこと。
相手は英語がわからない人だったので結局意味はなく役に立たなかったが、あとで考えてみると不思議な感じがした。
あともう一つポジティブに考えるとすれば、少し前に近所のベトナム人実習生と会話ができたらいいなあと思ってベトナム語を少し勉強していたのが役に立ったかな。
まあ、見せられた文字が「あ、これ知ってる。ベトナム語だ。」と見てすぐに思ったことだけだが。
色々書いたが、結論としては、「Google翻訳ありがとう!」かな。