こんにちは。
ウチの敷地の庭は小さい。
だがそこから裏の水路脇の泥上げスペースに出ていくことができ、ウチの並びの家は皆そのスペースで家庭菜園をしている。
物置などの設置さえしなければ特にとがめられることはない。ただし、水路の清掃の時に泥をそのスペースにすくい上げるのでそれに対しては文句は言えない。自分の土地ではないので当然だが。
そのスペースを利用して私はこれまで思い立った時だけ家庭菜園をしてきた。
ジャガイモやサツマイモの芋ほりもしたし、オクラやカボチャ、イチゴ、ネギ、ニラ、ゴーヤ、大根、カブ、ニンジン、ホウレンソウを収穫したこともあった。
花を植えたこともあった。ヒマワリはかなり大きくなったなあ。
朝顔はなかなか生命力が強い。間引いても間引いても毎年発芽し、きれいな花をたくさん咲かせ、種をばらまく。
そのスペースの端のほうには引っ越し後まもなく株を買ってきて植えた桜の木がある。毎年たくさんのおいしいサクランボを実らせる。ただ、ちゃんとケアしなければすべて鳥に食べられてしまう。鳥にとってもよほどおいしいのだろう。
他にキンカンの木もある。これも毎年実るのだが、ジャムにして食したことがありおいしいのだが手間がかかるので気が向いた年だけジャムを作っている。
あとビワの木もある。スーパーで買ってきて食べたビワの種を埋めておいたところどんどん大きくなり、一番大きくなってしまった。2年前に安いチェーンソーをアマゾンで買って枝の伐採を大胆にした。あまりに大きくなりすぎて近所迷惑になりそうだったのでやむを得ず一部だけを残してほとんど切ってしまった。それまで食べきれないほどのビワを実らせていたのが、残った部分だけでは実らせるのは難しいらしく、今年も実ることがなかった。でも見ているとまた枝が伸びてきており、来年は花を咲かせそうなのでおそらく何個かだけでも実るのではないかと期待している。
今年の春、ここにレモンの苗を追加した。ところが何故か育ちがよくなかった。肥料を足したりしたのだか元気にならない。病気のようにも見えたので、地面に植えていたが大きめのプランターに移してやった。土も腐葉土だけにした。移し替えたときにアゲハチョウの幼虫を見つけたので「お前が葉っぱを食べていたのか!」と𠮟りつけながら、その幼虫をキンカンの葉に移動させた。レモンの苗はかろうじて若い葉が付いた絵だが1本残っていたのでこれが元気に育って大きくなるといいなあと思い、世話をし続けている。今のところまだその枝は元気なので期待が持てそうだ。レモンの実が収穫できればいいなあ。
あと、鉢植えでサボテンを育てている。大きくなれば食べられる種類のもので、今はまだ小さい。うまくいくだろうか、あと何年かかるだろうか。あまり食べることを期待せずに愛でるつもりで育てよう。
あ、ちなみにこの植物の世話はすべて私がしている。奥さんは一切手を出さない。奥さんは「○○を植えてほしいなあ」と言うだけ。私はそれに応えているだけ。奥さんが世話をすると本当になぜかわからないが必ず枯らしてしまうので、この構図はこれからも続くのだろう。